良いクリエイティブは、多くの地味な仕事に支えられている 【アイスタお仕事File Vol.1 ディレクター】
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良いクリエイティブは、多くの地味な仕事に支えられている 【アイスタお仕事File Vol.1 ディレクター】

こんにちは、博報堂アイ・スタジオ(アイスタ)です。

みなさん、毎日の生活でWebサイトやアプリ、広告、その他ネット上や街中にあるコンテンツを目にしない日はありませんよね。その中には、私たちが制作したものも含まれています。

でも、それを制作する仕事がどのようなものか、外側からはなかなかわかりにくいのではないでしょうか。そこで、アイスタの社内でどんな職種の人がどんな仕事をしているのか、シリーズでご紹介していきたいと思います!


▶︎アイスタの仕事とは?

アイスタは、「デジタルクリエイティブ」をクライアント企業へ提供し、「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するクリエイティブ企業です。

「クリエイティブ」は本来形容詞ですが、狭義でポスター・CM映像・看板など広告目的の制作物を指す名詞のような意味で使われることがあります。「デジタルクリエイティブ」となると、Webページ、バナー、動画、アプリ、その他デジタルデバイス向けにつくられる制作物を意味します。

ひとことでデジタルクリエイティブといっても
企画立案からコミュニケーション設計、実制作、コンサルティングまで
幅広い領域を得意とし、ワンストップで提供しております。
単に依頼されて制作するのではなく、顧客の課題を見つけ、それを解決する最適な施策を提案し、実行するのが私たちの仕事です。


▶︎アイスタ総合職の登竜門・ディレクターの仕事とは?

アイスタでは新卒入社・総合職の場合、多くはディレクターからキャリアをスタートします。今回は、ディレクターとして日々奔走し活躍する入社2年目の吉村に話を聞きました。

<プロフィール>
吉村
2019年入社
入社後、嗜好品メーカーのWebサイト、飲料メーカーのアプリ、飲食店のアプリ等の制作にディレクターとして携わる。趣味はコーヒーで、最近エスプレッソマシンと焙煎機を購入。

-まずは入社経緯について、率直に教えてください!どうして広告業界を志しましたか?

吉村:小学生の頃から学級のスローガンなどの言葉を考えることが好きで、地域のあいさつ運動の標語を作るなど、言葉に慣れ親しんだ幼少期を過ごしました。また、母の影響を受けて教育に関心を持ち、大学は教育学専攻に進学。卒業と同時に国語の教員免許も取得しました。
広告業界を目指したきっかけは、大学在学中のある時、コピーライター養成講座のポスターが目に留まったことでした。「紙とペンがあればできる仕事ってすごい」と思ったことと、自分も言葉だったら仕事にできるのかなと、急に身近に感じました。それが関心の高かった国語とクリエイティブが結びついた瞬間で、それ以降、広告やクリエイティブに関心を持つようになりました。

‐そんな中、なぜ、アイスタを選びましたか?

吉村:就職活動で、広告業界を志望し企業研究を進めている中で、アイスタと出会いました。参加した会社説明会の座談会では先輩方との距離が近く、「この会社、雰囲気が自分に合っているな」と直感で思いました。そして、就職活動の軸の一つにしていた「アイディアを具現化できる環境・人」という価値観と合っていたことと、広告業界の中でも企画から制作のフェーズまで一貫して携わりたいと思ったため、アイスタへの応募を決めました。

-現在のお仕事について教えてください。

吉村:総合職で入社し、現在はディレクターとして業務をしています。
ディレクターは制作物の責任者という立ち位置になります。そのため、制作物について「なぜその施策やデザイン、実装になるのか」を誰よりも理解し、クライアントへ説明したり、クライアントの要望から少し逸れた制作物が社内から出てきた場合に事前に修正依頼をかけたりと、制作物のクオリティを保つ役割を担っています。

-アイスタにおけるディレクターは、どんな能力が求められますか?

吉村:職能を大きく分けると、プロジェクトマネジメントとプランニング。この2つを横断的に遂行する能力が求められる仕事だと思っています。両方できるのが理想ですが、どちらが得意かは人によって異なりますね。
アイスタでは、チームの規模がコンパクトな案件においては、クライアントの解決したい課題をヒアリングし、与件を整理して、具体的な制作につなげる領域までディレクターが担当することもあります。守備範囲が広く、コンセプト提案などの上流からテキストの“てにをは”を確認するところまで関われるのは、アイスタならではだと思います。

もちろん、先輩方の手厚いサポートもありますが、そのような重要な仕事を1年目から任せてもらえることはとても大きなやりがいだと実感していますね。

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▶︎入社してみてわかった、地道な積み重ねが価値ある仕事に繋がる

-入社前と後でギャップはありましたか?

吉村:先輩社員と直接話をしていたので、人や雰囲気のギャップは全くありませんでした。ただ、正直、イメージしていたよりも仕事内容は地味な面も多かったです(笑)。例えば、Webサイトリニューアルの依頼であれば現状の画面の洗い出し。何十個もあるURLを一覧表にまとめたり・・・(案件によっては、数百以上のことも)!クリエイティブ制作に入る前の土台づくりですね。制作に入るまでの、ちょっと細かいけど重要な業務もディレクターが担っています。

土台づくりの作業をおろそかにすると、後から要件や仕様の漏れが発覚するなどの非効率な進行に繋がりやすいため、細かい業務でも手を抜きません。

この入社後のギャップは、今では良いギャップとして捉えていて、「クリエイティブ」そのものの見え方がガラッと変わりました。学生のときは受け手として広告を見ていたため、派手なところにしか目が行き届いていませんでしたが、いざアイスタに入社して作り手側になると、まっさらな土地にひとつひとつレンガを積み上げて家を建てるくらい地道で険しい過程があることを知りました。
そのときに、世の中に出ているクリエイティブを、「地味な仕事の集合体」と捉えるようになりましたね。ディレクターがクライアントの実現したいことを丁寧に分解し、それをどのように積み上げていくかを導く。そう考えると、地味な仕事への向き合い方も変わりました。また、積み上げ方によってプロジェクトの進行にも影響を及ぼすため、逆算しながらクリエイティブを創ることを意識し、いまではその力が身についたなと思います。

‐これまでの仕事の中で、気づきはありましたか?

吉村:ディレクターは、指示する人ではなくて、判断する人。高品質なものを仕上げるためには判断力が必要だと思っています。以前、自分で判断ができなくて、仕事を止めてしまっていたために、チームのエンジニアやデザイナーに迷惑をかけてしまったことがありました。普段優しいエンジニアの方に「まだですか?あなた待ちです」と言われた時に、「言わせてしまった。。。」と思い、反省しました。。。(汗)。判断が遅い・判断が適切ではないというのはディレクターとしては致命的ですよね。指示するのではなく、ゴールまで導くのがディレクターの仕事なので、仮に自分でできない仕事でも、誰に聞くか・誰にお願いするのかを素早く判断することを日々心がけています。

判断力に重きを置いて仕事をするようになってからは、徐々に案件を円滑に進めることができるようになり、任せてもらえる仕事の領域が拡張したと感じています。

-吉村さんにとってのモチベーションややりがいは何ですか??

吉村:僕の大きなモチベーションはシンプルですが「制作したものが世の中に出る」ことです。リリースしたときに、クライアントの反応を見られるのは制作の最前線に立つディレクターならではですし、ユーザーの反応はデジタルだと精緻に確認することができるので、自分の仕事がどれくらい世の中に影響を与えているかが数値で分かります。
さらに、リリースして終わりではなくて、「結果から何が分かるのか」「どのように改善すれば良いのか」を考え、制作物をブラッシュアップしていくことにもやりがいを感じます。
また、尊敬する先輩から、「モチベーションを小分けにして持っておくと仕事は楽しい」という話を聞いてから、モチベーションを1つだけに限定しないようにしています。例えば、収入だけをモチベーションにしていると、希望が叶わなかった場合、モチベーションが下がってしまう。複数拠り所を持っておくと1つのモチベーションを失っても、折れることなく仕事に取り組めます。

ちなみに自分のモチベーションには「毎日買うコーヒー」とかもあって、それが飲みたくて会社にくるときもありますね。当然ながら、部署の売上や広告賞、自立した生活のためなどもありますが、どれか1つに依存しないようにしています。

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▶︎社内アワード「ニュー愛ボード」での表彰

アイスタには、新卒入社後1年間過ごした2年目社員が「1年間で、どれだけ成長したか」を全社に発表する社内アワード「ニュー愛ボード」というイベントがあります。昨年で10年目を迎えたこのアワードは、発表者自身の成長を振り返る場としてだけではなく、彼らの学びを通じて他の社員も自分を見つめなおし初心に立ち返る、全社員にとって貴重な場とも言えます。吉村は昨年夏に開催されたこのアワードで一位に表彰されました。

-「ニュー愛ボード」に関して、どう思いますか?

吉村:一般的な会社には営業成績と紐付いた新人賞などがあると思うんですが、ニュー愛ボードは「自分がどう変わったのか」をプレゼンして競うイベントです。他社にはない個性的なイベントなので、入社してすぐに先輩の発表を見た時には鳥肌が立ちました。というのも、どの先輩も爆発的な成長をしたように思えたので、自分も同じくらい頑張らなきゃという武者震いが起きたんです。また同時に、オーディエンスの方々の応援も盛り上がっていて、すごく温かい会社だなと思いましたね。

‐吉村さんのプレゼンテーションは、どのような内容だったのでしょうか?

吉村:「嫌いが好きになる」という変化をコンセプトにおいて、プレゼンテーションを行いました。入社当時は、ビジネスそのものの理解が浅かったので、会社のルールや仕事の進め方、上司からの指導などをすぐに受け入れることができませんでした。しかし、1年間アイスタで働いてみると、より広い視野で物事が捉えられるようになり、抱いていた不安な気持ちは消え、むしろ自分にとっては必要なことばかりだったなと認識したのです。
また、入社当時は同期のことを必要以上にライバル視していましたが、この1年間で何度も同期に助けられたこともあり、競争相手ではなくて最高の味方だと理解し、とても愛おしく感じるようになりました。

そのような「嫌い→好き」になった変化のエピソードを伝えたところ、感動して泣いてくれた同期もいました。その反応を見て、言いたいことが伝わったとわかり、すごく安心したのを今でも鮮明に覚えています。

-どんな着眼点で企画しましたか?

吉村:「聞き手のニーズ+自分らしさ」が交わるところで勝負しようと考えました。
前年、当時前例のなかった動画でのプレゼンテーションで先輩が受賞していたのを思い返して、これまでに例のない新しい表現手法にしよう、と思っていました。ニュー愛ボードは毎年恒例のイベントなので、内容が良くても表現手法が新しくないと、聞き手としては飽きてしまうのかなと。
そこで、あえて画像を使わずにテキストのみの資料にして、言葉だけで勝負することにこだわりました。結果として、光栄な賞をいただくことができたので、企てる力が入社後の1年間で向上したと実感しましたね。
余談ですが、周りの同期は動画やデザインに凝ったプレゼンテーション資料だったのですが、僕だけファイルサイズが軽すぎて、資料を作ってないんじゃないかと先輩から疑われました(笑)

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(「ニュー愛ボード」で優勝した際の記念の一枚)


▶︎今後の目標!

-物腰の柔らかさと、何事にも一生懸命な姿勢で今後が期待される吉村さん。今後の目標はありますか?

吉村:実は、入社当時はカンヌ受賞が目標だったのですが、賞だけが全てではないことに気付きました。入社してから、データベース設計やサーバなどのインフラ整備の業務に関わったことで、ユーザーからは見えない部分もクリエイティブを創るのに重要だなと気づきました。今は、そういったクリエイティブを作るための土台作りの知識を増やしていきたいです。とはいえ、土台だけでなくWeb・アプリのUI設計やそれに伴う感情体験をより魅力的にしていく引き出しも増やしていきたいですね。

そして、クライアントから指名で案件を受注したり、社内からアサインの声が常にかかる信頼されるディレクターやクリエイターになりたいと考えています。


▶︎就活生へのメッセージ

吉村:アイスタは、働き方から仕事の進め方まで、フレキシブルに受け入れてもらえる会社です。ただただ自由ということでははなく、自分次第だという意味です。常に自ら考えて解を出すことが求められていると思います。デジタルの知識も当然必要となってきますが、それよりも「どうしたいか」という前向きな意志を周囲に伝播させる力が重要です。社内には第一線で活躍しているクリエイターが数多く在籍しているため、そういった人たちと肩を並べて仕事ができるのも、アイスタのディレクターならではかと思います。

また、上司や先輩との距離が近い会社です。先日社長に「髪きった?」って声をかけてもらいました(笑)。先輩方とも、とても話しやすい環境だと日々感じます。そういった環境でお仕事がしたいと思う方はぜひ、応募してみてください!お待ちしております。

-ありがとうございました!

▶︎最後に

今回はアイスタのディレクターとして活躍する吉村にインタビューしました。
当社についてもっと知りたい方、気になることがある方は、採用サイトや採用担当のTwitterでも情報を提供していきますので、ぜひチェックしてみてください!

▶︎新卒採用HPはこちら
https://www.i-studio.co.jp/recruit_new/

▶︎博報堂アイ・スタジオでは、中途採用も募集しています!
https://js01.jposting.net/i-studio/u/job.phtml

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